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協働とは?

協働って何?県民の社会貢献活動促進のための基本的な考え方

■県民の社会貢献活動促進のための基本的な考え方

3 社会貢献活動の意義と役割

 社会貢献活動の意義と役割は時代や社会経済情勢により変わってくるものですが、現在、その特性から次のような意義と役割が求められています。

(1)社会貢献活動の意義

 社会貢献活動の意義について、阪神・淡路大震災の際の活動を例に、その特性を整理してみますと、

 まず、その活動が誰かに強制されたものでなく、ボランティア自身の自発的な活動であったという「自主性・自発性」があげられます。

二つ目として、震災に対して即座に対応したという「迅速性」があげられます。

三つ目として、個々の被災状況に応じて個別に対応したという「個別性・柔軟性・多様性」があげられます。

四つ目として、ボランティアとしての参加が自己実現欲求を満たしたという「自己実現性」があげられます。

五つ目として、NPO法成立の大きな原動力となったという「変革性」があげられます。

六つ目として、言うまでもなく、その活動が公共的であったという「公共性・社会性」があげられます。

 なお、これ以外にも、前例がなくても社会に必要と思えばすぐ実行に移すことができるという「先駆性」などがあげられます。

 ボランティアやNPOなどの活動の多くは、常にこれらいくつかの要素を備えているといえます。
 いずれにしても、こうした活動が行政に共通する公共性・社会性という特性を持ち、行政では十分に対応しにくい個別的で多様なニーズに柔軟で即座に対応できたということが、社会で大きく評価された理由であるといえます。

(2)社会貢献活動の役割

社会貢献活動には、行政や企業とは違った視点から、次のような役割が期待されます。

○県民の多様な意向やニーズを社会に反映させる役割
社会貢献活動には、活動を通じて、県民の様々な意向やニーズを直接的に把握し、社会的な課題として顕在化させ、社会に反映させていく役割が期待されます。

○公共的サービスを供給する役割
社会貢献活動には、行政では必ずしも効果的に提供できない多様で個別的な公共的サービスを、自らが生み出し供給することができるという役割が期待されます。

○地域社会づくりの担い手としての役割
地方分権が進む中で、県民が主役となって地域社会づくりを進めていくためには、県民一人ひとりがその責任と役割を自覚することが大切になりますが、社会貢献活動には、地縁を主としたコミュニティ活動とは違った視点からの、新たな地域社会づくりの担い手としての役割が期待されます。

○豊かな人間性を育む役割
社会貢献活動には、社会的な課題に関わったり、世代や価値観の異なる人との交流などの活動を通じて、人間性を豊かにしていく役割が期待されます。

○社会を動かしていく役割  
社会貢献活動には、先駆的な取り組みを行うことにより、社会に新たな刺激を与え、社会を変えていく先導的な役割が期待されます。

○社会を点検・評価する役割  
社会貢献活動には、行政や企業を含めた社会の仕組みを点検し、県民の立場で評価する役割が期待されます。

○自己実現の場を提供する役割  
社会貢献活動には、社会的な課題に対して県民自らがその解決に直接参加し、自らの思いを実現できる場を提供する役割が期待されます。

○新しい雇用の機会を提供する役割  
社会貢献活動には、その活動が広がることにより、県民が社会貢献活動の担い手として参加でき、雇用の機会を提供するという役割が期待されます。

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